【遺品整理】家財別のおすすめリサイクル・処分方法をご紹介!

遺品整理をする際に、遺品の処分をどうしようと悩んでしまう人が多くいます。

遺品整理は、多くのものを整理しないといけないので、悩んでしまうのは仕方がないことです。

この記事では、家財別に出る遺品の処分方法についてご紹介します。

また、遺品の中にはリサイクルすることができるものもあります。

遺品整理のリサイクル方法や処分方法を知っておくことで、遺品整理の際に悩まずに済みます。

これから遺品整理を行う人、今後のために遺品整理の知識を身につけておきたい人は、是非参考にしてください。

遺品整理で処分品となる家財4つ

衣服・古着

遺品整理をすると、遺品として出てくるものは様々です。

それは、故人によって趣味や嗜好が違うため、持っているものが異なるからです。ただ、生活していく上で必要なものは、遺品整理をする際に必ず遺品として出てきます。

  • 家電
  • 家具
  • 衣類
  • 嗜好品

 

この4つは、遺品整理をすると必ず出てくる遺品と言っても過言ではありません。

この4つの種類の家財は、遺品整理の際によく出てきますが、処分方法に困っている人が多くいます。

【家財別】リサイクル方法について紹介!

電化製品

遺品整理の際に、リサイクルではなく、「自分で処分してしまいたい」と思っている人もいるでしょう。

家電、家具、衣類、嗜好品は、遺品整理の際によく出てくる遺品です。

これらの遺品のリサイクル方法、また処分方法についてご紹介します。

「家電」のリサイクル方法・処分方法

遺品整理の際に、処分に困ってしまう家電。家電の処分をする際には、家電リサイクル法という法律が適用される場合があります。

そのため、家電の処分には注意が必要です。家電のリサイクル方法、また処分方法についてご紹介しますので、参考にしてください。

リサイクル方法(家電リサイクル法について)

家電の中には、「家電4品目」と呼ばれている、家電リサイクル法が適用される家電があります。家電4品目は、「テレビ」「エアコン」「冷蔵庫」「洗濯機・乾燥機」です。

この4品目は、リサイクルする必要があります。これは、法律で定められています。家電の4品目のリサイクル方法は、大きく分けて3つあります。

1つ目は、家電を購入したお店に引き取ってもらう方法です。家電を販売したお店には、引き取り義務がありますので、依頼することで引き取ってしまうことができます。

お店によって、引き取り方法は異なりますので、確認するようにしましょう。2つ目は、市町村に問い合わせる方法です。

家電を購入したお店がわからない場合は、市町村に問い合わせるようにしましょう。市町村によって、案内方法が異なりますので、確認するようにしましょう。

そして、3つ目に郵便局でリサイクル料金を支払い、家電を引き取ってもらうことができます。

家電4品目は、リサイクルが義務付けられていますので、きちんとリサイクルをしましょう。

処分する方法

家電4品目に該当しない、家電に関しては「小型家電リサイクル法」の法律に従って処分する必要があります。

小型家電リサイクル法では、デジタル家電・キッチン家電・暖房家電など対象品目として扱われる家電と、特定対象品目として扱われる家電があります。

対象品目の家電は、粗大ゴとして出しておくと、持って行ってもらえるものと持って行ってもらえないものがあります。

そのため、家電を処分する際には、市町村に問い合わせるようにしましょう。

「家具」のリサイクル方法・処分方法

遺品として出てしまった家具。まだ使えるのにもったいないなと感じている人もいるでしょう。家具のリサイクル方法、また処分方法についてご紹介しますので、参考にしてください。

リサイクル方法

遺品として出た家具をリサイクルしたいと思っている人は、まずはリサイクルショップなどで売ったり、親族に譲ったりすることを考えるでしょう。

家具が小さい場合は、持ち運ぶことができるので譲ったりして、リサイクルをするのが理想です。

また、市町村によっては中古家具を回収してくれ、リサイクルをしているところもあります。

そのため、家具をリサイクルしようと思っている人は、確認してみましょう。

処分する方法

基本的に、家具は粗大ゴミとして扱われます。そのため、粗大ゴミ回収で出すことができます。

粗大ゴミとして家具を出すと、大きさによって引き取ってもらう際の料金が異なります。小さい家具の場合だと、金具をしっかりと取り外すことで、普通ゴミとして処分してしまえるケースがあります。

普通ゴミとして出せる条件は、市町村にとって異なりますので、確認する必要があります。できるだけ、早く処分したいと思っている人は、粗大ゴミとして出すのが理想的です。

「衣類」のリサイクル方法・処分方法

衣類のリサイクル、処分を考える前に、まずは形見分けをしましょう。

形見として欲しいという親族の人がいれば、譲ってあげるようにしましょう。

形見分けをする際は、無理に配るようなことはしないように気をつけることが大切です。

リサイクル方法(ネットオークション、リサイクルショップへ)

遺品整理をしていると、スーツや着物。または、ブランドの洋服を見つけることがあると思います。

このような衣類は、ゴミとして処分してしまうのではなく、リサイクルすることを考えましょう。

高価な衣類などは、ネットオークションや、古着屋などで高く買い取ってもらえる可能性があります。

高価な衣類がたくさんある場合は、中古衣類の買取業者に依頼して、取りに来てもらうこともできます。

処分する方法

衣類を処分する際には、自治体のルールを確認する必要があります。

衣類を普通ゴミとして出すことができる自治体もあれば、資源ゴミとして扱うところもあります。

そのため、衣類を全て普通ゴミとして出してしまうのは避けましょう。

衣類を処分する際には、まずは自治体に確認することが大切です。

「嗜好品」のリサイクル方法・処分方法

遺品整理をしていると、故人の趣味のものや集めていたコレクションの処分に困ってしまうケースが多いです。

嗜好品のリサイクル方法、また処分方法についてご紹介します。

リサイクル方法

故人が集めていたコレクションなどは、ネットオークションやフリマアプリなどで、高く売れる可能性があります。

ただし、ネットオークションやフリマアプリで売ると、売れるまでに時間がかかってしまうことがあります。

早く嗜好品を手放したいと思っている人は、リサイクルショップなどで売りましょう。

処分する方法

嗜好品を処分する方法は、嗜好品によって異なります。

普通ゴミとして出せるものから、粗大ゴミとして出さないといけないものなどがあります。

そのため、嗜好品はどのようなゴミとして出すのが適切なのか調べるようにしましょう。

嗜好品は種類によって処分方法が様々です

本や雑誌などの嗜好品は、基本的に資源ごみとして出すことができます。

しかし、自治体によっては資源ごみではない扱いをしているところもありますので、確認が必要です。

釣竿などは、粗大ごみとして出す必要がある嗜好品になります。嗜好品を処分しようと考えている人は、無料で引き取ってもらえる業者や団体がないか確認するのが理想です。

処分やリサイクルに困ったら買取専門店に頼むのもオススメ

遺品整理業者の男性

遺品は自分で処分するよりも、遺品整理業者やリサイクルショップ、買取専門店に依頼する方がメリットがあります。

どのようなメリットがあるのかご説明しますので、参考にしてください。

遺品整理業者に頼むメリット

遺品整理業者に頼むメリットは、大きく分けて2つあります。

遺品整理と買取を同時におこなってくれる

遺品整理業者に依頼することで、遺品の整理だけではなく、遺品の買取も行ってもらうことができます。

そのため、用事を一気に済ますことができます。

遺品整理を依頼する際に、買取も一緒に行っても欲しい人は、遺品整理業者に依頼するのが良いです。

買取を行ってくれる遺品整理業者は増えていますが、買取を行っていない場合もありますので、依頼する際にはきちんと確認しましょう。

遺品整理の費用を抑えられる

遺品整理を自分達だけで、行ってしまうと余裕がない状態で、遺品整理を行うことになります。

そのため、価値ある遺品をごみとして処分してしまう可能性があります。

遺品整理業者に依頼すると、きちんと価値ある遺品を探してくれますので、遺品整理の費用を抑えられる可能性があります。

また、場合によっては遺品整理にかかる金額よりも、価値ある遺品が見つかるということもあります。

リサイクルショップ・買取専門店に頼むメリット

リサイクルショップ・買取専門店に頼むメリットをご紹介します。

趣味や嗜好品は高く買い取ってもらやすい

趣味や嗜好品は、リサイクルショップ・買取専門店で買い取ってもらうことで、遺品整理業者よりも高く買い取ってもらえる可能性があります。

リサイクルショップ・買取専門店は、需要と供給のバランスで買取価格が異なります。

できるだけ、高く嗜好品を買い取ってもらいたい人は、リサイクルショップ・買取専門店に持って行くのを検討してみましょう。

遺品を次の世代へ繋いで行くことができる

まだ使える嗜好品を処分してしまうのは、勿体無いと感じる人が多いでしょう。

リサイクルショップ、買取専門店に買い取ってもらうことで、遺品を次の世代へ繋いで行くことができます。

故人が愛用していた嗜好品を必要としている人の元に、渡って欲しいと思っている人は、リサイクルショップ・買取専門店に買い取ってもらいましょう。

まとめ

家財のオススメ処分・リサイクル方法まとめ

  • 遺品整理業者の中には、遺品整理の作業だけではなく、遺品の買取を行ってくれる業者がある。
  • 嗜好品などは、リサイクルショップ・買取専門店の方が、遺品整理業者よりも高く買い取ってくれる可能性がある。

 

遺品整理をしていると、様々な遺品が出てきます。遺品のリサイクル・処分方法は、家財によって異なります。

そのため、しっかりと調べてからリサイクル・処分をするようにしましょう。

遺品整理と遺品の買取を一緒に行って欲しいと思っている人は、遺品整理業者に依頼するのが理想です。

遺品整理業者に依頼することで、価値ある遺品を探してくれるというメリットがあります。