形見分けをして残された遺品。
そのまま捨ててしまってもいいけれど、どうせなら高く買取ってくれたら最高ですよね。
今回は、『日刊SPA!』に掲載された記事を参考に「遺品整理で高く売れる意外なもの」と「逆に高値がつきにくいもの」の2つにテーマをしぼって紹介していきます!
遺品整理士認定協会理事長の木村榮治氏に、見極めるコツを聞いた。
親の遺品整理、悪徳業者に騙されるな。高値で売れる意外なモノは?
意外と高値で売れる遺品たち
新しいほど高く売れるがちな遺品
液晶テレビ
相場最高額:約5万円
メーカーや型番にもよりますが、製造が5年以内のものであれば大きく価値が落ちることはないので、遺品であっても安定して値がつきやすいです。
ブランド財布
相場最高額:約10万円
こちらも新製品は流通が早いため高額になりやすい傾向にあります。人気のブランドであればあるほど需要も高まり、高値が期待できるでしょう。
携帯電話
相場最高額:約3万円
スマホはSIMフリーのものが売れやすく、またガラケーは高齢者に人気のためこちも値がつきやすいです。
古いほど高値がつきやすい遺品
国産ウイスキー
相場最高額:約3万円
完全終売のものは海外のオークションなどでさらに高値で売れるケースもあります。
レコードプレーヤー
相場最高額:約3万円
密かにきているアナログブームが後押しして、アナログ系の機材も高値で売れるそう。
日本刀
相場最高額:約100万円
証明紙があり、製造者の名前が彫ってあると100万円以上値がつくことも!
高値がつきにくい遺品とは
- タンス
- ベッド
- 食器棚
- パソコン
- 農薬
タンスやベッドといった家財道具は、値段もあまりつかないうえ処分するのにも費用がかかります。そのため、遺品整理の際に売ったとしてもあまり高値がつかないそう。
パソコンは機種の入れ替わりが激しく、毎年のように新型も発売されるので高値がつきにくい傾向にあります。専門家からみても、部品をバラしてジャンク品扱いにできる程度にしかならないそうです。