【はじめての方へ】遺品整理をする上での心構えについて。状況別に説明します!


遺品整理とは親族・親戚が亡くなり、故人の持ち物を整理することを言います。

今回は、遺品整理を初めて経験する方へ向けて、何が必要で、どのような処分・対応や方法があるのか。

こちらのお話を進めていきましょう。

目次

遺品整理を行う上での心構えについて


一般的に遺品整理を行う時期ですが、故人が亡くなってから49日を迎える頃とされています。

「遺品を整理をしよう!」と、決めて行動にしても、何から手をつければよいのか戸惑いますね。

そんな不安を解消できるよう、遺品整理の心構えについてご説明していきましょう。

遺品整理を自分で行う際の心構え3つ

遺品整理を始めると、心に負担を感じる事がでてきます。

不慣れな作業ということもあり、実際に遺品整理を始めてみると、大変な作業だと実感してしまうんです。

その様な状況にならない為にも、3つの心構えを忘れず!遺品整理の準備をしておきましょう。

気持ちの整理を十分につけておきましょう

故人に近い存在であれば、精神的に辛い状況になってしまうことが多々でてきます。

思い出の品々を片付ける行為になりますので、なかなかスムーズに遺品整理が出来ないかも知れません。

ですが、焦らなくても大丈夫です!

少しづつ気持ちの整理をして、遺品整理を進めるようにしていきましょう。

親族・親戚に頼り、計画的に進めましょう

親族や親戚全員で遺品整理を行うのかどうか、事前に相談をして遺品の整理を進めていきます。

また、遺品として残しておく物があるのかどうか…この辺りの事もしっかり確認もしておきます。

1人で抱え込まず、時には身内に頼ることも必要です。

遺品の中で必要な物、不必要な物、保留にする物、区別・分別することにより、計画的に進めていきましょう。

親族・親戚に必要な物など、希望を確認して、トラブルにならないよう遺品整理を進めていくことが大事ですね!

思い出の品の整理を手放す覚悟をしておきましょう

故人の全ての持ち物を残すことは、難しいです。

思い出として心に残せることも出来ますので、最低最小限の遺品を手元や遺品分けとして残しておくことを心掛けましょう!

1つ1つの持ち物に対し、感情移入しすぎないように注意も必要です。

残すものなのか考えすぎると、持ち物を手放す・処分することが出来なくなってしまいますよ。

遺品整理をする上で大事なことは、整理をするという事が前提になりますので忘れないように進めていきましょう!

遺品整理業者にお願いする際の心構え3つ

遺品整理を行う際、自分達で出来るのかどうか不安だと思う人も少なくはありません。

また故人の持ち物を整理しているとき、処理出来ない物も出てきます。

そんな時に力になってくれるのが、遺品整理業者です。

実際に遺品整理業者に依頼する注意点や心構えについて3つお話ししていきましょう。

遺品整理の流れについて理解しておきましょう!

ただ遺品整理業者に頼むのではなく、どのような流れで進められるのか事前に確認、理解が必要となります。

下記が遺品整理全体の流れになるので、ぜひ、参考にしてみてください。

  1. お問合せ・ご予約
  2. お見積り・遺品の確認
  3. お見積りの決定・費用の提示
  4. 当日の作業の内容・説明
  5. 作業の終了・代金のお支払い

 

行ってもらいたい作業内容をキチンと整理しておきましょう!

遺品整理業者に全てを任せるのではなくどのような事をしてもらいたいのかを伝えます。

何が必要で、何が不必要なのかなど、作業内容を出来る限り理解して整理しておきましょう。

依頼する側が意思表示をすることで、遺品整理業者もスムーズに遺品の整理を進めることが出来ます。

なるべく早めの手配を行いましょう!

遺品整理を行う時期は、特に決まってはいません。

ご自身の状況に合わせて行われることも多いです。

特に急ぐ必要はありませんが、成仏されると言われる49日を目安に遺品整理を行うのもいいと思います。

遺品業者の手配もありますので、その頃を目安に早めの手配・お問合せをしていきましょう。

 

遺品整理を自分で行うメリットとは?


遺品整理を業者に依頼せず、自分で遺品を整理してあげたいと思われる方もいらっしゃいます。

では、実際に自分で遺品整理を行った場合、どのようなメリットがあるのか考えていきましょう。

費用が大幅に抑えられます!

1番の大きなメリットは、遺品整理に掛かる費用ですね。

実際に遺品整理業者に依頼すると、料金が必要となってきます。

ですが業者に依頼せず、自分で遺品の整理を行うので費用は、ほぼ掛かりません。

現実的に、このメリットはとても大きいのではないでしょうか。

故人の大事な遺品を丁寧に整理・処分することができます。

親族や親戚が遺品整理を行うことは、故人の持ち物に対して丁寧に処分する事が出来ます。

業者に依頼すると、あっという間に処分・整理がされるので、少し寂しい気持ちになるかもしれません。

業者目線ではなく、親しい目線で遺品を片付けられますので、丁寧な遺品整理が出来ます。

また大切な遺品の区別・分別も出来るので、自分で遺品整理することはある意味とても良いことだと思います。

親族と協力して行うことで気持ちの整理がつきやすいです。

1人で遺品整理を行うよりも、親族と一緒に色んな話をしながら、協力して整理を行う方法もとても良いです!

黙々と1人で行う作業は、亡くなった方の持ち物と向き合うことになるので、深い悲しみを感じるかもしれません。

その為、気持ちの整理が中々つかず、精神面において辛い状況になってしまうこともありますね。

できるだけ1人で遺品の整理を行うのではなく、親族と協力して遺品整理をすると良いのかも知れません。

多くの方が気持ちの整理つかないまま遺品整理をすることは、珍しくありません。

ただ、早くしないといけないと言う気持ちにかられることがないようにしてくださいね。

すこしづつ気持ちの整理をしながら親族と協力して、遺品整理を行っていきましょう!

遺品整理を業者に頼むメリットとは?

 これまでは、自分で遺品整理を行うメリットについてお話をしてきました。

次は、遺品整理業者に遺品の整理を依頼した場合どのようなメリットがあるのかお話をしていきます。

短期間でスムーズに作業を終えることができます。

遺品整理業者は、遺品を整理するプロです。

自分で故人の遺品を整理する時間や期間を考えると、業者に依頼した方が早く終えることができますよ。

清掃や、特殊清掃など、個人では難しい範囲まで代行してもらえます。

故人が長年住んでいた自宅はどうでしょうか。

賃貸の場合、契約上において、部屋の清掃を綺麗に行い、契約時の状態まで戻すことがで決められていることがあります。

その場合、簡単な掃除だと自分で行う事も出来ます。

しかし、特殊な汚れや掃除のしずらい場所になると、自分だけでは大変です。

自分で清掃等を行うよりも、専門業者の方が手早く綺麗に清掃を終えることができます。

特に特殊な清掃は、業者の方が、行き届かない部分まで清掃を行ってもらえることが出来ますので便利ですね。

遠くに住んでいても作業を迅速に行うことができます。

遠方に住んでいると、故人の自宅まで何度も通わなければいけないことがあります。

身体の疲労はもちろんですが、精神面も辛いです。

ですが業者に依頼すると、遺族の立ち合いがなくても対応してくれる所もあります。

このメリットはとても大きいのではないでしょうか。

遠方から何度も故人の自宅に足を運ばなくても、スムーズに遺品整理を任せる事ができますからね。

少しでも負担が軽減できるのであれば、遺品整理業者に依頼することも検討してみましょう!

心理的な負担が大幅に減ります。

故人との関係が深ければ深いほど、心理的な負担はとても大きくなります。

心を少し軽くする為、遺品整理業者に依頼することはおススメです。

故人を思い出しながら遺品整理をしなくて良いので、心理的な部分の負担は大幅に減ると思われます。

遺品整理業者の場合、全てを任せられるので安心して作業が終わるのを待っていられますよ。

遺品整理を自分で行う際に気を付けたいポイント

多くの方は、遺品整理を自分で行うことは、難しいと思われがちです。

ですが、皆さんが考えるよりもあまり難しいことではないかもしれません。

ただ、精神的・肉体的にも負担がかかるので幾つかの注意ポイントをお知らせします。

親族や、周りに協力してもらえる人がいるか確認する

遺品整理は、1人での負担はとても大きいです。

ですが数人で行うと、かなりの負担を軽減できます。

作業中は、周りの人達とお喋りしながら、気も紛れるので違ってきますよね。

親族や周りの人たちが協力してもらえるのか…

予め親族や周りに相談をして、遺品の整理を準備していきましょう!

住居の状況を事前に下見しておく

遺品整理を行う当日に故人の住居を訪れるのではなく、事前に荷物の量を把握しておきましょう。

全く何も知らない状況で行うと、スムーズに遺品整理を行えないので時間が掛かってしまいます。

忘れず住居の状況を把握した上で、遺品整理を進めていくことが大切ですよ。

地域によるゴミ処分のルールを確認しておく

例えば大阪市の場合、曜日ごとにゴミの収集別で回収されています。

大阪市では各自治体によって、ゴミの処分方法、ルールが決められていますので情報収集が必要です。

勝手に清掃した粗大ゴミを出したり、違法投棄することは禁じられていますの注意しましょう。

遺品整理から出た持ち物を処分するのかどうか、またどのようにして処分すれば良いのか。

各自治体のホームページやお問合せなどで、情報を確認して処分するように進めて下さいね。

遺品整理にかかる費用をざっと計算しておく

大型の粗大ゴミ、不用品の処分品、賃貸物件の清算、遺品整理にかかるお金は必要です。

不用品などの費用は、思ったよりも費用が大きくなることがありますので事前に調べておきます。

また費用の件で、親族や親戚に相談することもできますので忘れずに計算して、準備しておきましょう。

遺品整理を業者に頼む際に意識したいポイント

遺品整理をしてくれる業者は、インターネット上に多く見つけることが出来ます。

実際に依頼した場合、どのように遺品整理してもらうのか、ここがポイントです。

作業内容を具体的にまとめる

故人の事を知っているのは、自分自身です。

どのようにしてもらいたいなど希望がある場合、わかりやすく内容を具体的にまとめておくことをおススメします。

その都度、質問される可能性も考えると、不用品等をまとめた内容を業者に伝えておくと良いスムーズに進められますね。

事前に内容を、遺品整理業者に見てもらい、業者と相談しながら作業内容を決めておきましょう。

捨ててもらいたくない遺品や、捜索物、貴重品がある場合は事前に伝えておく

必要・不必要な品物が明確な場合は、遺品整理業者に事前に伝えておきます。

また大切な遺品が見つかっていない場合は、捜索物として業者に探してもらいましょう。

事前に情報を業者に伝えておくと、遺品を見つけてもらいやすいと思います。

嗜好品・高価な品の対応を決めておく

趣味・コレクション等の趣向品の品物、貴金属など買い取りを希望するのであれば、その旨も伝えておきます。

故人の貴金属は、親族・親戚に形見分けするケースも多いです。

貴金属などは、業者にまとめて取り置きしてもらうようにお願いする事も出来ますよ。

部屋の供養や、遺品の供養を行ってもらえるか確認しておく

ご存知ですか?近年、故人の自宅・遺品の供養をお願いするご家族が増えてきています。

その理由は、遺品を処分、部屋を解約等することが、なかなか出来ないからなのです。

遺品整理業者以外にも、遺品の供養を専門としている業者も実際にあります。

参考までにネットで調べるのも1つの方法ですね。

遺品供養の対応ができる遺品整理業者がどうか、依頼する前に確認をしておきましょう。

 

まとめ

遺品整理をする上での心構えのまとめ

  • 遺品整理は、業者に依頼しなくても自分でも出来ます!
  • 遺品整理業者を利用する方法もあります。検討してみましょう!
  • 遺品整理を行う時は、気持ちの整理を忘れずにしておきましょう!

 

今回は、初めて遺品整理を行う方へ向けたお話をさせていただきました!

家族や親族が亡くなった後、想定していなかった遺品整理を行う必要が出てくるかもしれません。

遺品整理の方法、遺品整理業者の利用、気持ちの整理など、事前に知っておく情報があると便利ですよね。

いざその時に対応できるよう、今回の内容を参考にして遺品整理の準備を進めてみて下さいね。