遺品整理って大変?負担がかかる理由と、具体的な整理の流れについて説明します!

遺品整理を身近に感じたことがありますか?

多くの方が、他人事の様に思われていると思います。

ですが、現実的にはすぐそば、誰にでも起こり得る身近な出来事の1つでもあるんです。

親や兄弟、親族が亡くなることで初めて経験する遺品整理。

でも一度経験すると大変、負担が大きいとも言われています。

「まだまだ先のこと…今はまだ知らなくても大丈夫!」とは思わず、事前に遺品整理について色々な情報について知っておきましょう!

近頃「遺品整理が大変」と言われている理由


「遺品整理が大変」だと言われる理由の1つとして、日本の高齢化社会が原因だと考えられています。

また高齢化とは別の理由として、幾つかの理由があげられます。
「仕事が休みずらい」
「遠方に住んでいる」
「なかなか時間が取れない」
様々な理由が原因とされています。

ただ故人の不用品を捨てる、処分すれば良いと言う内容だけでは、遺品整理は出来ません。

あらかじめ情報を集めておきましょう。

遺品整理で実際に大変なこと6つ

遺品整理を行う上で実際に大変なことを6つ紹介します!

構えるわけではありませんが、事前に情報を得て覚えておくと良いでしょう。

ポイント!

  • 体力的に大変
  • お金がかかる
  • 時間が限られてしまう場合がある
  • 気持ちの余裕を持つのが難しい
  • 親族の相談事が多い
  • 整理に時間がかかる

 

処分したり、整理したり…体力的に大変です!

実際に故人の遺品を確認すると、処分する物・処分しない物・どうして良いのか分からない物、様々な状況が訪れます。

家財の処分や、衣服の整理、食器等の処分など、

写真、アルバムなどの比較的軽いものばかりではないので、体力を必要とします。

また、多くの故人は、事前の整理を行うことなくそのままの状態で亡くなられることがほとんどです。

高齢化社会でもある為、遺品を整理する本人も高齢である場合も珍しくありません。

遺品整理を行う際は、なるべく一人ではなく親族の協力なども含め大人数で行うことをオススメします。

お金がかかります!

実際に遺品を整理して処分する場合は、不用品回収業者や、市のゴミ処理場に持ち込む必要がありますので、お金がかかります。

また、部屋を整理する際のダンボール、ガムテープなどの用意も必要ですね。

「量が多すぎて整理ができない!」と個人で遺品の整理が対応できないケースも多く、業者に清掃も含めて依頼を検討する方もいらっしゃいます。

遺品整理の時間が限られる場合もある

故人の自宅が遠方にある場合、仕事の休みをとって遺品整理を行う必要があるため、遺品整理にかけられる時間が限られます。

また、故人の自宅が賃貸物件の場合、部屋の退去をすぐに行わなければなりません。

退去までに遺品の整理や清掃を早急に行う必要があるので、時間が限られることがあります。

持ち家の場合でも、実際に通って処分する為、空いた時間を利用して整理しなければならないので、仕事の休みをとって通う必要もないですね。

気持ちの余裕も持ちづらい

遺品整理の作業は、故人がなくなってすぐに作業を行うことがほとんどの為、精神面において余裕を持つことが難しいです。

故人が亡くなったことを自分自身が受け入れ、気持ちの整理を付けておく必要があります。

いざ遺品整理に向き合うと故人への想いが溢れてしまい、整理が出来ない状況になるケースも沢山あります。

相続問題、形見分けなど親族の相談ごとが多い

現金・土地・有価証券など相続が必要である遺品がある場合、親族との相談は必須項目になります。

また勝手に処分できない品物、何かわからない品物など、自分では判断できない遺品も出てくると思いますので、後々のトラブルも考え何度も親族と内容の確認・相談が必要になってきます。

個人の判断で処分せず、必ず親族同士で相談するようにしましょう。

価値が高いかわかりづらいものは整理に時間がかかります

故人の嗜好品やコレクションなどは、現金などと違って価値の判断がしずらく、処分の判断が難しいことがあります。

専門の業者や、資格のある鑑定士に見せて価値を確認する必要性がある為、正式な判断が出来るまでには時間が掛かります。

遺品整理の際、「価値ありそうだ!」と感じた遺品はまとめておくのがオススメです。

遺品整理をできるだけ早く、効率的に終わらせるために…


実際に効率よく遺品整理を早く終わらせる為には、どうすれば良いのでしょうか?

ここでは、遺品整理を行う方法についてさらに詳しくお話ししていきます。

思い入れの少ない家電などから処分をはじめてみる

故人の使用していた家電製品は、形見としてとっておくことはほとんどありません。

ですので、家電などの処分から始めてみることをオススメします。

また、家電は新しい型のものや、まだ使えるものは買取業者に買い取ってもらうこともできます。

その際は、汚れや、匂い、異常などがないか事前に確認しておきましょう。

骨董品などの高価なものは、専門のお店で査定をお願いしましょう。

故人の趣味で集めていた高価な物、骨董品などは、価値の判断を行うのが難しいです。

実際に鑑定に出してみると、想像を超える金額に値することもあります。

気になる遺品が見つかった場合は、専門の業者へ査定、鑑定をお願いしてみましょう。

個人の判断で処分してしまうと、後々親族とのトラブルの原因となりますので注意が必要です。

遺品を物ごとに振り分けてから片付けましょう。

遺品整理を行う上で、ジャンルごとに振り分けて片付ける方法もオススメです!

本・衣類・食器・貴金属・貴重品・ゴミなどいくつかジャンルを作り、遺品を振り分けて整理していきます。

遺品の中の貴重品の見落としを防いだり、ゴミとして処分する際の分別の手間も省くことができます。

不用品、ゴミは不用品回収業者にお願いするのもおススメ!

大型家具などの不用品、家電などの処分品は、不用品回収業者にお願いするのがオススメです!

粗大ゴミに出す方法もありますが、自分で不用品を運び出すことは時間と労力がかかります。

不用品回収業者にお願いする際は、費用はかかりますが、処分品の運び出し作業なども全てお任せできますので作業量をかなり減らすことができます。

遺品整理業者にお願いすることも可能です!!


個人で遺品整理をするのが大変と感じた場合は、遺品整理業者にお願いするのもオススメです!

遠方で時間もない、処分する方法が分からない、そんな場合は、無料見積もりや、相談を利用してみましょう!

相談するだけであれば無料の業者がほとんどです。

費用は掛かりますが、特殊清掃や、部屋のクリーニング、遺品供養などの専門的な作業も行ってもらえます。

「遺品整理に時間をかけることができない!」そんな状況の方は是非、検討してみてくださいね。

悪質な業者に当たらないためにも相見積もりをとりましょう!

遺品整理業者の中には、悪質な業者もあります。

故人が亡くなり悲しみもつかの間、そんな時に悪質な業者に騙されるのは、本当に悲しいですよね。

悪質な業者に騙されない為にも、数社で相見積もりを取って費用相場を確認してみましょう!

大体3社くらい取ってみると良いです。

また、費用だけで業者を判断せず、業者の対応もしっかり見極めて遺品整理業者を決めて下さいね。

まとめ

まとめ

  • 遺品整理は実際大変です。親族や業者に頼ることも考えてみましょう!
  • 遺品の整理は、ジャンル分けして行うのがオススメです!
  • 遺品整理業者を検討する際は悪徳業者に騙されないように注意しましょう!

遺品整理の大変さや負担などは、ちょっとした事で緩和されることがあります。

今回のお話を参考にして、専門業者に依頼をして不用品回収してもうら方法を検討してみてください。

また業者の選び方も遺品整理には重要なポイントとなります。

スムーズに遺品整理が進めるよう、親族との相談も検討しながら行っていきましょう。