遺品整理のアルバムの処分方法は?写真整理の仕方について説明します!

故人の部屋に残された大量の写真やアルバム。
すべて残しておきたいけど置いておくスペースもないし、いつまでもそのままで置いておくこともできないので、綺麗に片付けたいですよね。
でも、
「写真が多過ぎて、なにから手をつけていいかわからない。」
「親戚や友人にも写真を見せたいけど、大量にあるのでどうして見せたらいいかわからない。」
「写真には故人の思いが宿っているので、簡単に捨てれない。」
と、なにから手をつけ始めたらいいのか、わからないということはないでしょうか?

今回は、アルバムの処分方法や整理の仕方についてご紹介していきたいと思います。

遺品整理でおススメしたいアルバムの処分方法について

残された大量のアルバムや写真の整理をするには、1枚1枚処分するかどうか確認しながら進めていかなければいけないので、すごく大変です。
本当に大事な写真は手元に残しておきたいけど、それ以外にも処分したくない大切な写真も多くあり、それらの処分について困ってはいませんか?
故人の残された写真の処分方法についてご紹介いたします。

写真の整理からはじめてみる(思い出別・年代別など)

大量に残されたアルバムや写真の中には、結婚した際の写真や、変わったものだと赤ちゃんの時のエコー写真があったりと、その人によってはいろいろな写真があります。
そういった写真を整理するには、年代別に分けたり、友人たちと、家族写真、風景の写真、故人だけが写っている写真など、分類はあなたが思いつく方法で良いのでとにかく簡単に分けていきましょう。
事前に分けておくと、法事などでみんなが集まった時に手分けして見ることができるので、写真を処分する際にはかどります。

処分するもの、残しておきたいもので分ける

最近撮影されたものは、デジカメやスマートフォンで撮影されてたものがほとんどだと思うので、処分しても良いです。
理由は、機器本体に写真のデータが残っていれば、必要な写真だけを再度現像することができるので、大量の写真がある場合は一旦捨ててしまっても大丈夫です。
データとして残っていない写真に関しては一旦残しておき、法事などみんながあつまる機会に処分してもいいか、話し合いながら決めると良いでしょう。

大事な写真が多い場合はスキャンしてデータとして残しておきましょう!

必要な写真を分け、大量に残っている場合はスキャンをし、データとして残しておくよいです。
データにすると、みんなにアルバムを見せようと重たいアルバムを持っていく必要がなくなりますし、処分してしまっても必要な時にまた現像すればいいので、非常に便利です。
写真をスキャンをするにはスキャナで保存する方法と、スマートフォンのアプリで行う方法があります。
スキャナは安いもので5,000円程度からあり、高いものだと複数枚を同時にスキャンできるものもあります。
スマートフォンを利用してスキャンすると、時間と手間がかかりますが、
無料のアプリも豊富にあるので、それを利用すれば費用をかけずにデータ化が可能です。
データに残しておくことで、パソコンやスマートフォンでいつでも写真をみることができますし、親族や故人の友人達にもDVDにして送ったり、メールなどで共有することもできるので便利です。
スキャンして後の写真は処分しましょう。

アルバムをデータ化してくれる業者もあります!

大量のアルバムから写真を取り出して、1枚1枚スキャンをするのは非常に時間がかかりますし、他の遺品整理と並行して行う場合は非常に大変です。
手間をあまりかけずに写真をスキャンするには、近くのカメラ屋さんにアルバムごともっていけば、データ化してくれるので非常に便利です。
データ化することで、経年劣化による写真の色褪せも防ぐこともできます。
費用はかかってしまいますが、スキャンする手間と時間を考慮すると、業者へ依頼する方が安くあがることもあります。

整理した写真の処分方法2つ!

処分する写真が決まったけど、思いが残っていて普通ゴミに出すのは抵抗があるし、大量に残っていると、個人で捨てるのは大変ですよね。

遺品整理業者にお願いして供養してもらう。

他の遺品や家具などを遺品整理業者にお願いしているのであれば、アルバムや写真の処分ができるか一度相談してみましょう。
悪徳な業者だと、写真を他のゴミと同じような扱いをするところもあるので、依頼する際はどういった方法で処分するかなどを聞くとよいです。
対応可能な業者であれば神社やお寺へ持っていき、お焚き上げをして供養をしてくれるので安心して処分することができます。

お寺や神社で供養してもらう。

写真には故人の思いや魂が宿っていて、「普通のゴミとして処分するのはちょっと。。。」という方は、近くのお寺や神社へ写真を持っていき、お焚き上げをして供養してもらいましょう。
費用の相場は、ダンボール1箱(約アルバム6冊程度)で5000円前後のところが多く、ネットで近くの神社やお寺を検索すれば金額は出ております。
神社まで持っていくのが大変な場合は、郵送することも可能なので、利用する際は金額の確認と郵送が可能かどうかも確認しておくとよいです。

どうしても整理ができない場合は、心の整理がつくまで放置しておいても大丈夫!!

葬儀や各種手続きが終わったので、遺品整理や写真の整理を始めたが、昔の思い出が詰まった写真を見ていると、当時の記憶がよみがえり整理がはかどらないことも多いです。
遺品整理は必要な手続きや期限などは特にないので、何年も遺品整理ができない方もいますが、とくに支障をきたすことはないので、あなたの心の整理が済んでから写真を整理しましょう。

まとめ

ボックステキスト

  • 写真の整理からはじめてみる(思い出別・年代別など)
  • 処分するもの、残しておきたいもので分ける
  • 大事な写真が多い場合はスキャンしてデータとして残しておきましょう!

なかなか取り掛かることができない、残されたアルバムや写真の処分方法についていかがでしたでしょうか。
遺品整理の中でも思い出深いものが多いアルバムや写真は、他のものよりも整理するのに時間がかかりがちです。
みんなで手分けすれば早く片付くこともありますが、あなた1人だと整理中に思い出に浸ってしまい、いつまでも整理できないこともあります。
そういった場合は本記事を参考にしたり、遺品整理の専門業者を利用してみましょう!