【遺品整理】お焚き上げと遺品供養の違いって?料金相場や流れを徹底解説!

「お焚き上げ」とは遺族の遺品を供養するための大事な行いの一つです。

今回は「お焚き上げ」「遺品供養」はどういった方法で行うのか?遺品供養を行いたい場合は誰に依頼すればよいのか?などについて、注意点なども含め詳しく説明していきます!

「お焚き上げ」を検討されている方はぜひ、参考にしてみてください!

「お焚き上げ」は遺品供養の方法の1つです!

お焚き上げ

お焚き上げは遺品整理の作業の一つです。

遺品整理の作業を行った後、お寺や神社でお経を唱えてもらい、遺品に宿る魂を抜いてから処分を行います。

お焚き上げは、遺品整理作業で必須な項目ではありませんが、故人の思い出が残った品をそのまま遺族が持ち続けるのは負担になることも多いため、遺族の気持ち軽くするためにも必要な行いとされています。

お焚き上げの方法とは?

一般的なお焚き上げとは、思い入れのある不要品を感謝を持って焼却し、天に返すための儀式です。

「とんど焼き」とも呼ばれています。

遺品整理におけるお焚き上げは、遺品を焼却して浄化をすることです。

こうすることで、遺品にこもった魂を天に送り、扶養しています。

神社・仏閣で行うことが主流でしたが、現在は環境の問題などがあり、専門の業者にお願いするケースが増えています。

近所で承ってくれる神社やお寺が見つからない場合は、遠方の神社やお寺に宅配で遺品を送り、お焚き上げしてもらうもおススメです。

お焚き上げで供養してくれる遺品について

昔のお焚き上げは、仏壇や神棚などを供養するのが一般的でしたが、現在は燃やせるものであれば、お焚き上げしてくれることがほとんどです。

故人の愛用品であったとしても電化品や、CDなどの燃やせないものはお焚き上げを行うことができませんので注意が必要です。

 

お焚き上げで供養できるもの一覧

  • 手紙・手帳・写真などの紙類
  • 仏壇・神棚などの木製のもの
  • 人形(人形供養のみ行う寺もあります。)
  • 寝具

 

お焚き上げを行っている遺品整理業者もたくさんあります!

お焚き上げ前の遺品

また、最近に主流となっているのは、遺品整理業者に依頼する方法です。
お焚き上げと遺品整理はセットのようなものなので、業者に頼むと作業がスムーズになります!

遺品整理業者はお焚き上げを承ってくれる神社やお寺と提携しているため、安心して任せることができます。

値段相場はどのくらい?

お焚き上げの値段は、神社やお寺、業者によって異なるので一概には言えません。

あくまでも相場として参考にしてみてくださいね!

また、大きすぎる遺品は、お焚き上げを断られる可能性がありますので、注意が必要です。

お焚き上げの相場一覧

遺品の種類料金相場
小さな遺品
(写真、手紙、手帳など)
3000円程度
少し大きな遺品
(ダンボール1箱程度)
5,000~10,000円
大きな遺品
(神棚、寝具など)
10,000円~30,000円

 

 

お焚き上げをする際に注意したいこと

作業前の女性

お焚き上げをする前に、注意しておきたいことがいくつかあります。

お焚き上げをする際のマナーや、日時の取り決めなど、遺品供養をスムーズに進める場合の注意点について、説明していきます!

複数業者で見積もりして安い業者を探してみましょう!

お焚き上げの料金は、業者によって様々です。

お焚き上げ検討の際は、複数業者で相見積もりをとって費用とサービスに納得できる業者を探すのがおススメです!

複数社に同時に見積もりを出せるまとめサイトも多くありますので、是非有効活用してみてくださいね。

日程に余裕をもて申込しよう!

お焚き上げしてくれる業者、神社などが家の近くにない場合もあります。

そういう場合は、遠方からわざわざ来てもらったり、遺品を郵送してお焚き上げしてもらうことになります。

「想像以上に日数がかかってしまった!」とならないように、スケジュールに余裕を持って申し込みを行うことをおススメします!

不燃ゴミや粗大ゴミはNG!

不燃ごみや粗大ごみなどの焼却できない遺品の持ち込みは原則NGです。

他、現金、有価証券、通帳なども持ち込みは不可となっています。

神棚や仏壇も、業者によっては受け付けてくれないこともありますので事前に確認しておくのがおススメです!

持ち込みNGな遺品一覧

  • ガラス製品・瀬戸物
  • 粗大ごみ
  • 家電製品
  • 現金・有価証券・通帳など

宗派の異なるものを持ち込むのはマナー違反です!

また、宗教の異なる遺品を持ち込むのはマナー違反となっています。

日本は宗教に寛大な国ではありますが寺に神棚を持ち込んだり、神社に遺影などを持ち込むのは控えましょう。

また、教会では基本的にお焚き上げは行なっていませんので、そちらも覚えておくといいかもしれません。

あくまでも故人の意向を尊重しましょう!

故人が、生前に残しておいてもらいたいと希望していた遺品は、お焚き上げを行うのは原則NGです。

お焚き上げするべきか否か悩んでいる品に関しては、手元に置いておくのがおススメです。

お焚き上げした遺品は二度と戻ってきません。

故人の意思を尊重したものを選ぶようにしましょう。

「お焚き上げ」以外の遺品供養の方法は?

お寺の入り口

ここまでは遺品供養の方法としてお焚き上げを取り上げてきましたが、遺品供養の方法はお焚き上げ以外にもあります。

お寺や神社に遺品を納めて供養する方法があったり、僧侶にお経を唱えてもらって供養する方法もあります。

近年では、寺院が用意したコインロッカー式のお墓の中に遺品を納めて、供養する方法も人気です。

これから先も遺品を残しておきたい人は、他の方法を検討してみるのもおススメです!

このような専門業者が近くにない場合は、郵送で遺品を受け付けてくれる業者に依頼してみてください。

「お焚き上げ」を行なっているおすすめ遺品整理業者

業者と相談する遺族

最後に、お焚き上げを承っているおすすめ業者を3つピックアップしてみました!

ぜひ参考にしてみてくださいね。

プログレス

遺品整理プログレス
遺品整理のみならず、「遺品供養」にも力を入れているのがプログレスです。

なんと遺品整理の基本サービス内に含まれており、無料でサービスを受けられることできます。

別途料金(お布施)が必要にはなりますが、僧侶による「訪問供養」も行っており、遺品の数が多かったり、お部屋やお宅を丸ごと供養したいという方にはピッタリです。

弊社では、遺品をそのまま処分するにはしのびないという多くのお客様の声にお応えして、基本サービスの中の無料サービスとして、遺品の合同供養を承っております。遺品整理時にご相談いただければ、弊社にて遺品を大切に保管し、他のご遺品と一緒に供養をさせていただきます。(参考:プログレスの遺品供養サービスのポイント

プロアシスト


遺品整理やお焚き上げに加え、生前整理、特殊清掃などにも力を入れている業者です。

お焚き上げの際は「お焚き上げ供養終了のご報告書」を発行してくれる丁寧さも評判となっています。

遺品整理した後は、形見分けした遺品を丁寧に包装して、郵送してくれるサービスも良質です。

マレリーク


マレリークは、各宗教や宗派に応じて遺品整理してくれる丁寧さが評判の業者です。

手配料無料なのが嬉しいところ!

家電製品や家具、貴金属は買取してもらえて、利用料金から差し引いてくれるため、料金の安さに定評があります。

マレリークは、女性スタッフも多数在籍しているので、女性にしか相談できない依頼を抱えているお客様にも好評です。

クリーンメイト


クリーンメイトは、遺品整理にプラスして、相続相談、家屋解体、リフォームなどの相談にも乗ってくれる業者です。

遺品の供養は、単独供養、現場供養、合同供養から選べることもできます。

クリーンメイトは女性スタッフも活躍しているため、男性スタッフに依頼しづらい相談も安心できます。

女性ならではのきめ細やかな気配りを求めている依頼者は、相談してみてはいかがでしょうか?

まとめ

お焚き上げをする上で重要なポイントまとめ

  • お焚き上げは神社・寺・遺品整理業者などから依頼することができる
  • お焚き上げを行えるもの、行えないものの違いを把握しておきましょう!
  • 宗教などのお焚き上げのマナーを抑えて依頼しましょう!

 

今回は、お焚き上げの方法や、注意点について説明しました!!

お焚き上げは、遺品整理を行う上で欠かせない作業ともいえるもののひとつです。

故人の意思や、遺族の状況にあわせた遺品供養を行うためにも是非、参考にしてみてくださいね。